リハビリVRで歩行の模擬を行うにはどうすればよいでしょうか?
世の中にはVRのヘッドセットを被ったまま実際に歩いてみたり、トレッドミルを歩くような実験もあるようです。
ただ、実際に私たちが実験した限りでは、VRヘッドセットを被った場合、没入感のため実際に歩行してみると転倒する恐れがあるなどかなり危険なことも分かっています。
そこでiADVISORでは安全にVRを訓練してもらうために座ってVRを体験してもらうようになっています。
実際にiADVISORを被った被験者は以下のような状態で訓練を行います。
このため、VR空間内で歩行するには手を上下に振ることで歩行を疑似的に体験することが可能です。
iADVISORでは軽く脇を締め、コントローラーを体の前で上下に振ると前に進みます。
手を上下に振ると前に進みます。
手を前後に振っても正しく前に進みません。
VRヘッドセットには、コントローラーの位置を検知するセンサーが付いています。
そのため、コントローラーはVRヘッドセットから見て認識できる場所にある必要があります。
手を後ろに振った場合、VRヘッドセットは位置を認識できません。
したがって、iADVISORではコントローラーを前後ではなくて上下に振ると「歩く動作」として認識するようになります。
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